昨年のタイ旅行の話。

昨年の１０月、夏季休暇でタイのカオラックとバンコクに行きまして、インスタではご紹介したのですが、本当にすごく良い旅行だったのでブログでも書き残しておきたいと思います。（いまさら！？）

♪カオラックKhao Lak

プーケットから車で１時間３０分のリゾート地。私が泊まったホテルは「JW Marriott Khao Lak resort and spa」です。３泊しました。

バンコクから乗り継いでプーケット空港に着き、現地でタクシーを手配したのですが、これが失敗だった。。

運転手のお兄ちゃんに行き先を「カオラックのマリオット」と伝えたのですが、1時間半ものドライブの後、やっと着いた～！と大喜びして飛び降りたのも束の間。私たちのもとへマネージャーらしきスーツの女性が慌てて走ってきて、「ほんとにうち！？予約できた！？うちオープン前だけど！間違えてない！？」みたいにいわれ、１０月時点で開業前の「Khao Lak Marriott Beach Resort and Spa」に連れていかれた、という出来事が。

2025年1月現在、カオラックにマリオットが2個あります。行かれる方はご注意を。

カオラック、とにかくサイコーでした。また行きたい。

大きくてきれいなプールと静かな海にサラサラの砂浜、きれいな星空。

ホテル内に４つのレストランがあり、タイ料理、和食、イタリアン、ビーチのハンバーガーなど食べれるバーがあり、どこも美味しくて大満足でした。ズボラにとってホテルのなかですべてが完結できるのは夢のようです。

また、これでもか！というほど大人向け・キッズ向けアクティビティがあり、貧乏性のかたはついついあれもこれも制覇したくなってアクティビティ疲れしちゃうかも？私は貧乏性ではありますが、のんびりしたかったので覚悟をもって1個も参加しませんでしたが、娘は動物のエサやり、サメの授業に参加していました。

滞在中唯一ホテルの外にでたのはelephant careに出かけたときのみ。ホテルから車で１５分ほどのところにあり、ゾウさんに餌をあげたり水やりをして仲良くなったらプールでゾウさんの背中に乗せてもらえました。

カオラックは友人にすすめられて行きましたが、欧米人が７割、アジア人は中国や韓国の方がメインといった具合でした。これからもっと人気になりそうです。カオラックでは3泊以上を断然オススメします。

♪バンコク

私は今回タイに初めて行きましたので、バンコクにも2泊だけしました。目的はワットポーとトゥクトゥクに乗ること、娘とオソロでタイのシワーライを着ることでした。シワーライは、観光ブックに載っているSENSE OF THAIでお借りしました。子供用のシワーライも種類豊富で、追加100THBでヘアセットもお願いできました。

夫の希望で、シリラート医学博物館にも行きました。その昔は「死体博物館」ともよばれ、死刑囚のミイラ展示もあったそうですが、モラルの問題で現在はありません。

解剖学、法医学や病理がメイン展示で、建物も分かれています。

身体の一部がつながった結合双生児、水頭症児がホルマリン標本で、スマトラ沖地震で津波被害にあった溺死体の検死風景など、ありのまま、が展示されていました。

大学では解剖学の授業がありましたし、医者になってからも病理解剖に立ち会ってきましたので、解剖への免疫はあるはずですが、不慮の事故で亡くなった人間や、生まれることが叶わなかった胎児の死体に免疫はありませんので、見学しながら涙がでてきました。人間は儚く脆く、生きているだけで丸儲け、改めて感じました。

博物館には5歳の娘も一緒でした。怖がることなく、予想外に真剣にみていました。質問攻めにあいましたが、子供のピュアな心に大事なことが感覚的に刺さったようでした。

バンコクの前に滞在したカオラックは、実は2004年のスマトラ沖地震で津波による甚大な被害を被っています。時期が12月の暮れであったこともあり、地元の方だけでなく、バカンスに訪れていた多くの外国人観光客が被害にあいました。私がみた海辺の美しい景観と自然災害は表裏一体です。

地震・津波災害の多い国に住む私たち日本人にとっては辛い内容もありますが、残酷な記憶から目をそらさず、真っ正面に向き合うことのできる貴重な博物館でした。安易にすすめるわけではないですが、特に医療従事者の方は学びになると思いましたのでバンコクにいかれたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

後半はつい熱くマジメに語ってしまい元来の性格を露見させてしまいましたが（恥ずかしい。。）、スワンナプーム空港での買い物が楽しすぎて爆買いした話はまたいつか。。

タイ、すごくよかったです。特に人の優しさ。ごはんも美味。大事ですね。また行きたいと思います。

おしまい。コップンカー。