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脂漏性角化症(老人性疣贅)

脂漏性角化症とは?

「しろうせいかくかしょう」と読みます。老人性疣贅ともいって、つまり「老人のイボ」です。デリカシーのない名前ですが、早い方は20代でもみられます。一般的には高齢者のお顔にたくさんみられ、平たく盛り上がる茶色いイボで、粘土をぺたっとつけたような感じのものが多いです。診断には「ダーモスコピー」を用います。

保険診療では一般的に液体窒素による凍結療法がおこなわれます。凍結療法を行うと2週間前後でかさぶたになってぽろっととれますが、色素沈着などのリスクがあるため、ほかの治療を提案する場合もあります。当院では原則、顔や首の細かいタイプのイボの場合には、「デルマトロン」という機械を用いた治療を提案しています(保険外)。

脂漏性角化症の治療

こちらの患者さんは、保険診療の凍結療法のみをコツコツ行っています。ところどころ薄い色素沈着がありますが、満足度の高い仕上がりです。

頬に1個だけイボがあり、かゆみもありました。液体窒素の治療を1回だけ行い、ぽろっととれた直後です。薄いシミが残りますが、数か月で目立たなくなると思います。

はらひふ子

脂漏性角化症の治療の基本は保険診療の液体窒素。とても大きいものや、診断が怪しい場合などは、手術をすることもあるわ。すごく小さい場合や、色素沈着のリスクを少しでも減らしてきれいに治したい場合には、保険外の「デルマトロン」という機械の治療もすごくいいわよ。

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