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痛み

痛みがでる皮膚の病気

痛みとともに水ぶくれや皮膚の赤みなどの皮膚症状を伴うことが多いですが、痛みがあっても皮膚の見た目には一見何も症状がみられないこともあります。
いずれにせよ体の表面・皮膚に痛みがある場合には皮膚科へご相談ください。

感染症

痛みを伴う症状の代表が、ヘルペス、帯状疱疹などのウイルス感染症、丹毒や蜂窩織炎などの細菌感染症です。

ヘルペスウイルスや水痘・帯状疱疹ウイルスは疑われた場合には、その場で迅速キットを用いて確定診断が可能となっています。正確な診断のもと治療が行えるようになりました。皮膚の細菌感染症では、主に黄色ブドウ球菌が原因になるためそういった菌をターゲットにした抗生物質を投与します。痛みや腫れが強かったり、発熱していたりする場合には入院して点滴で治療する必要があります。

できもの(腫瘍)

他にも、粉瘤(アテローマ)に細菌感染が起きて、おできが腫れている場合にも痛みがでます。切開して膿をだす必要がある場合もあるため、痛くて腫れている場合には速やかに皮膚科を受診しましょう。

なお、ワキやおまた、おしりなどに痛いおできを「繰り返す」場合、化膿性汗腺炎という病気もあります。

ほかにも、足の裏にウオノメ(鶏眼)ができれば痛みがでますし、頻度は多くないですが、下肢に赤紫色の斑点を伴う血管炎や、関節の痛みを伴う乾癬や掌蹠膿疱症という疾患等もあります。

ヘルペスについて
帯状疱疹について
丹毒・蜂窩織炎について
化膿性汗腺炎について
粉瘤(おでき)について
乾癬について
掌蹠膿疱症について

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