シワについて
シワには大きく分けて２つあります。表情を動かしたときにできる「動的皺」と、真顔の状態で刻まれている「静的皺」です。静的皺には、皮膚の乾燥・加齢によりできる目じりなどの「ちりめん皺」、「ほうれい線」などがあります。
表情を動かしたときにできる「動的皺」は、繰り返されることで深い皺となり刻まれていくため、「ボツリヌス注射（ボトックス）」が適しています。
一方で、皮膚の乾燥やたるみなどの加齢が原因の「静的皺」には、皮膚にハリを与えることでシワの改善につながる「ピコフラクショナル」や「レチノール」の外用が有効です。ほうれい線など深く大きな皺にはヒアルロン酸などのフィラー注射が主流です。
原宿駅前皮膚科のシワ治療
ボツリヌス注射（ボトックス）
表情を動かしたときにできるシワを「表情皺」といい、しかめ面をよくする人は眉間に縦のしわができやすいなど、人によってクセがあります。“ボトックス”は、ボツリヌストキシンのもつ筋弛緩作用を利用し、表情筋によってできたシワを減少させる治療で、おでこ、眉間、鼻根、目じり、顎のシワに有効です。また、フェイスラインやくびのたるみ・シワの改善（ボトックスリフト）、ガミースマイル、エラの張りや食いしばり・歯ぎしりの改善にも有効です。
ボトックスは、すでに刻まれている深いシワ（ほうれい線やマリオネットライン）には無効です。この場合はヒアルロン酸などフィラー治療が有効です（当院では行っておりません）。
当院では、快適で自然な仕上がりになるよう個別に投与部位・単位数を調整して施術します。また、男女ともに幅広い年齢層の方への施術経験があり、事前に筋肉の動きやシワの入り方をよく診察し、治療をご提案します。
ボトックス症例写真
【眉間】ボトックスで一番ご要望の多い場所です。しかめっ面をよくするクセがある方は、年月とともに縦の深いシワが刻まれてしまいますので、早めに手を打つのが吉。もちろん、すでに刻まれている方も、これ以上深くならないよう目立たないようにする目的でやってみてもOKです。
治療期間・回数 2週間・1回
費用 13200円（税込）
リスク・副作用 内出血、痛み、注射後の重い感じ
【前額（ひたい）】二番目にご要望の多い場所です。おでこの横ジワにボトックスをする場合、個別に注射する場所・単位数を調整する必要があり、技術を要します。男女とも幅広い年齢層への施術経験があり、快適で自然な仕上がりになるよう調整しています。
治療期間・回数 2週間・1回
費用 13200円（税込）
リスク・副作用 内出血、痛み、重い感じ、二重まぶたの狭小化、スポックブロウ
【目じり（カラスの足跡）】目じりのシワは笑ったときにチャーミングな印象も与え、完全になくすことなく自然にシワを減らす仕上がりが理想です。個別に注射部位・単位数を調整させて頂きます。
治療期間・回数 2週間・1回
費用 13200円（税込）
リスク・副作用 内出血、痛み、腫れ等
【ボトックスリフト】フェイスラインのたるみ・もたつき、首の横ジワやたるみにもボトックスは有効です。フェイスラインや首の皮膚の浅い場所に細かく注射していきます。エイジングサインのでやすい首元まわり、悩んでいらっしゃる方はご相談ください。
治療期間・回数 2週間・1回
費用 33000円（税込）
リスク・副作用 内出血、痛み
ボトックスの注意点
禁忌：妊娠・授乳中の方、全身性神経筋接合部疾患(重症筋無力症、筋委縮性側索硬化症、ランバート・イートン症候群)、同種薬剤でアレルギーを有する方
注意：2週間以内にアスピリンや解熱剤を服用した方、抗菌薬(アミノグリコシド系、スペクチノマイシン)、筋弛緩薬を服用中の方
※妊娠・避妊について
女性は最終投与後2回の月経を経るまで、男性は最低3か月避妊してください。
※他医療施設でボツリヌス治療を受けている方は事前に必ずお申し出ください。
副作用と投与後の注意事項：
内出血、感染、治療後の違和感、はれぼったい感じ、動かしにくさ、頭痛など
※治療直後よりメイク、洗顔が可能ですが、注射部位を揉んだり、強くこすったりしないでください。
※注射部位・周辺のマッサージはしばらくお控えください。
※治療当日は、激しい運動、サウナ、長時間の入浴、深酒は避けましょう。
ピコフラクショナル
皮膚表面にダメージをあたえることなく、皮膚深層のコラーゲンやエラスチンといった成分を増加させ、肌の弾力を整え、ハリがでることで小じわに有効です。
３～４週おきに３～５回程度をおすすめいたします。毛穴の開きやニキビ跡にも有効です。
リスク：施術時・直後の痛みや赤み（数時間後より改善していきます）、腫れ、ほてり等
ダウンタイム；施術当日は日焼け止め程度の使用は可。翌日よりメイク可。
※従来のフラクショナルに比べ、ピコフラクショナルはダウンタイム・痛みがだいぶ軽減されていますがゼロではありません。
レチノール
ビタミンA誘導体であるレチノールには、肌をなめらかにしてひきしめる効果があり、小じわやハリ、毛穴など肌質を改善させる効果があります。一方で、刺激や赤みがでやすい成分のため、肌質や症状に応じて、適切な濃度・種類を選ぶ必要があります。レチノールには大きくわけてピュアレチノール、パルミチン酸レチノールがあり、役目が異なります。シワにはピュアレチノールを使用する必要があり、原宿駅前皮膚科では、レチノールを初めて使用する方やまぶたの小じわに使用しやすい低濃度のVAエッセンスと、より効果を求めていきたい方へ高濃度のGAUDISKINのデュアルレチノプラスをご用意しています。使い方のコツもお教えします。
ボトックスの効果はいつからでて、どのくらい続きますか？
ボトックスの効果は48時間後よりではじめ、2週間後に最大となり安定します。効果は3～6か月持続し消失しますので、効果が薄れてきた時点で治療を繰り返していきます。
ボトックスは痛いですか？
当院では痛みを抑える目的で、すべての方に34Gの極細針を使用して注射します。
針代はもちろん料金に含まれており、追加料金は発生しませんのでご安心ください。
料金はいくらですか？
料金表をご覧ください。→料金表ページ
