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尋常性疣贅(ウイルス性疣贅)

尋常性疣贅とは?

「じんじょうせいゆうぜい」と読みます。難しい名前ですが、「ウイルス性のイボ」のことで、小児から成人まで誰もがかかることのある最もポピュラーなイボで、手や足によくできます。タコや魚の目に似ているので、患者さんが自分自身でカッターなどで削ったり(危ない!)、むしりとろうとしていることがありますが、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」によるイボなので、爪の下や指にもうつったり、拡大して悪化しかねません。

尋常性疣贅の治療

治療の基本は液体窒素による冷凍凝固です。ただ、1~2週おきに何回か繰り返す必要があります。また、個数が多かったり、角層が分厚くなっているタイプですと、治療期間が半年~数年以上にわたることもあります。

ヨクイニンの内服やビタミンD3の外用、スピール膏など色々併用することもありますが、経験的にこれらはあくまで補助的な立ち位置で、液体窒素を何度かやっても無効な場合は、手術による外科的切除をすすめます。

日帰り手術について

当院では、長期にわたる治療歴がある方、初診の段階で液体窒素では不十分であろうと予想される方には、外科的切除をご提案します。切除した病変は病理検査に提出するため、取り残しの有無についての評価もできます。

局所麻酔下に、取り残さないよう少し広めで切除します。手術時間は20分程度です。手術をする場合には、手術当日および翌日、術後2週間後の受診が必要です。手術治療は保険診療です。

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