水いぼ（伝染性軟属腫）
水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスによってできる白っぽい小さなイボができる病気で、一般的には子供の病気ですが、大人でも免疫を低下させる病気をお持ちの方にはできることがあります。治療は、いぼをピンセットでとる方法（摘除）が一般的ですが、とった方がよいのか、放置してもよいのか、医師の中でも意見が分かれています。
とった方がよいのか？
私は、なるべくとった方がよいと考えています。無治療で放置することに賛成できない理由は、放置したために、水いぼがあちこちに広がったり、大きくなって目立つ痕が残ってしまったケースを経験しているためです。
なるべくとった方がよい、と考えていますが、お子さんがトラウマになっていたり、すでにたくさん広がっているケースでは、少しだけとって、あとはおうちで塗り薬を使って頂くことを提案しています。塗り薬だけで経過をみてもよいと思います。無理のないよう治療をすすめていきますので、どうぞご相談ください。
当院との連携先
日本赤十字社医療センター
JR東京総合病院
東京大学医学部付属病院
東京逓信病院
虎の門病院
がん研有明病院
私が以前勤務していた病院や、医局関連病院として繋がりのある病院です。もちろん、患者さんのご希望によりどちらへでもご紹介可能ですのでご安心ください。
