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ニキビにイソトレチノイン

ヒフのお話

「なにを使ってもニキビが良くならない」

「皮膚科で薬をもらっているけど、薬が合わない」

「子どものニキビを何とかしてあげたい」

イソトレチノイン、という飲み薬をご存じですか?商品名は「イソトロイン(当院採用のもの)」や「アキュテイン」、「アクネトレント」などがありますが、どれも同じイソトレチノインの薬です。

海外では30年ほど前から特に重度のニキビ治療に使われていますが、日本では残念ながら保険適応外のため自由診療のご案内です。

イソトレチノインがニキビに効く理由は、ニキビの要因4本柱すべてに効くからです。4本柱とは、皮脂分泌、毛穴の角化、炎症、アクネ菌、でございます。すべてに効く薬は、イソトレチノインだけ、です。(ちなみに、イソトレチノインは「酒さ(赤ら顔)」治療にも使われます)

処方された塗り薬が合わない、抗生剤の内服薬が長期化している、など保険診療の治療薬では限界があるケースも多く、そんな場合はイソトレチノインを検討してもよいと思います。

このように、数か月の服用で90%以上の方が改善する、といわれています。

ただ、経過中、忘れてはいけないのが「好転反応」といって赤みが強くなることがある、という点です。

好転反応については、私の経験ですが、内服まもなく~1か月前後に、特に10代~20代前半の方に、赤みの増強ないしニキビ自体の悪化がみられることが多いですが、ここを乗り切ることで、さーっとひいていく印象です。

10代~20代のときにニキビを重症化・長期化させてしまうと、何が困るって「ニキビあと」なんです。ニキビ跡の治療は時間もお金もかかって大変ですので、ニキビ跡をつくらないためにも早く症状をよくすることが大切だと感じています。

そんなに効くならだれでも試したい、ですよね。

内服にあたって注意事項があります。「催奇形性があるため、妊婦さんや妊娠希望の方は飲めない」「骨成長抑制が否定できないため、12歳以下は控える」ことが大前提なんです。なお、妊娠については内服中および内服後1か月の避妊が必要です。

また、顔だけでなく全身の乾燥や、目や鼻粘膜・口の渇きなども起こりやすいですし、経過中にいちど血液検査をおこなって肝機能や脂質異常がでていないか確認も必要です。

ただ、上手に使えば怖い薬ではありません。

だからといって、個人輸入やネットでの購入は絶対やめましょう。厚生労働省でも注意喚起がされています。

はらひふでは1か月分あたりの購入で、10㎎:14300円、20㎎:15400円(税込)でご案内しています。

お気軽にご相談くださいね。

・ニキビについての解説ページはこちら

原宿駅前皮膚科
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