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水虫(足・爪)

水虫とは?

漫画の神様・手塚治虫先生は、1944年15歳のときに腕の水虫になってひどい目にあい、それがきっかけとなり医者を志したそうです。
それほど水虫はときに厄介なのです。たかが水虫とあなどるなかれ。

水虫は白癬(はくせん)という真菌(カビ)の病気で、足の水虫が一番有名ですが、爪、手、おまたやおしり、どこでもできます。長期間ジェルネイルをしている爪にも起きることが知られています。頭髪にできるケルスス禿瘡という特殊なタイプもあります。

どうやって診断するの?

正確な診断がとても大切です。患部の皮膚や爪を少し採取して顕微鏡検査を行います。すぐに結果がわかる一方で、爪水虫の場合は検出が難しい場合もあり、その場合には白癬抗原迅速キットを用います。
正確な診断がなされる前に自己判断で市販の水虫薬を使ってしまうと、水虫菌がみつからない原因となるため、使用を控えた状態で検査をすることも大切です。

どうやって治す?

水虫をやっつける抗真菌剤の外用薬が使われます。抗真菌剤は人によってかぶれやすいため、かぶれた場合には使用を中止して他の種類のぬり薬に変更するか、かぶれの治療をまず行います。
また、爪水虫の場合は飲み薬を最初から使うことが多いです。

当院との連携先

日本赤十字社医療センター
JR東京総合病院
東京大学医学部付属病院
東京逓信病院
虎の門病院
がん研有明病院

私が以前勤務していた病院や、医局関連病院として繋がりのある病院です。もちろん、患者さんのご希望によりどちらへでもご紹介可能ですのでご安心ください。

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